高い湿度や突然の雨に見舞われると、メイクが崩れてしまいがち。特にベースメイクがヨレてしまうと、どんなに他の部分が綺麗でも一気に残念な印象になってしまいますよね。そんな悩みを抱える方に朗報です。今回は「雨の日も崩れない完璧ベースメイク 防水・耐湿テクニック完全攻略」と題し、雨や湿気に負けないベースメイクのポイントやアイテム選び、テクニックを詳しくお伝えしていきます。ジメジメした季節も自信を持って外出できるはずです。ぜひ最後までお読みください。
ベースメイクが崩れる原因を理解する
まずは、なぜ雨や湿気でベースメイクが崩れるのかを理解しましょう。主な原因は以下の3つです。
1. 水分との接触によるメイクの流れ
雨に直接当たったり、汗や湿気で肌が湿ると、アイテムによっては溶け出しやすくなり、ヨレやムラを引き起こします。水に弱い成分が多いファンデーションやコンシーラーは特に注意が必要です。
2. 皮脂の過剰分泌
湿度の高い環境では、肌がべたつきやすく、皮脂の分泌が活発に。皮脂がメイクに混ざることで、崩れやすい状態を作り出します。
3. 肌表面の水分バランスの乱れ
外気の湿度が高いと、肌の水分バランスも変わりやすく、乾燥しにくい反面、汗や湿気と混ざり合うことでメイクが崩れやすくなります。
雨の日におすすめのベースメイクアイテム選び
次に、雨や湿気に強いベースメイクに欠かせないアイテム選びを解説します。アイテムの質次第で仕上がりが大きく左右されます。
防水・耐湿処方のファンデーション
ウォータープルーフや耐湿仕様のファンデーションは必須です。パウダータイプよりもリキッドやクッションタイプでも、水に強い設計のものを選ぶとよいでしょう。特に「ミスト」や「セッティングスプレー」で仕上げた際に崩れにくいのがポイントです。
オイルフリーで皮脂吸収効果のある下地
皮脂が多く分泌される環境下では、オイルフリーの皮脂吸収効果があるメイク下地を使うことで、油分によるベースメイク崩れを抑えられます。皮脂をコントロールしつつ保湿できるものが理想的です。
ウォータープルーフタイプのコンシーラーとアイテム
目元や気になる部分には、ウォータープルーフのコンシーラーを使用しましょう。汗や湿気の影響を受けにくく、崩れにくいカバー力を持つ製品がおすすめです。
崩れにくい仕込みとテクニック
ベースメイクの崩れを防ぐためには、正しい仕込みと塗り方も欠かせません。ここからは具体的な手順を見ていきましょう。
1. 肌を整えるスキンケアから丁寧に
まずはスキンケアから。洗顔後、過剰な皮脂を取りすぎず、ほどよくうるおいを与えた後、油分の多すぎないさっぱりとした化粧水で保湿します。これにより肌のコンディションを整え、ベースメイクの密着が高まります。
2. 下地は塗りすぎず薄く均一に
下地をたっぷりつけるのではなく、薄く伸ばして均一に塗ることがポイント。厚塗りは崩れの元になりやすいので、必要十分な量で済ませましょう。
3. ファンデーションはスポンジで丁寧に塗り込む
指よりもスポンジを使って、肌にポンポンと軽く叩き込むように塗ると崩れにくくなります。ムラなく密着させることで汗や雨をはじく効果が高まります。
仕上げのプロセスで耐久力アップ
仕上げの工程で防水・耐湿力をさらに高めることが可能です。ここを怠らないことで長時間美しいベースメイクをキープできます。
パウダーで軽く押さえる
崩れやすいTゾーンや鼻周りを中心に、フェイスパウダーで軽く抑えます。あくまでも薄くつけることでナチュラルに仕上げつつ、皮脂を吸収しながら崩れにくい土台を作ります。
セッティングスプレーでフィックス
最後に持ち運びに便利なセッティングスプレーを顔全体に吹きかけます。スプレーは乾くと薄い層を作り、汗や水に強い膜となってメイク崩れを防ぎます。
ティッシュで優しく余分な湿気をオフ
外出先で汗をかいた場合は、こすらずティッシュで優しく押さえるのがベスト。擦るとメイクが崩れる原因になりますので注意しましょう。
日常に取り入れたい雨の日のお手入れポイント
雨の日のベースメイク崩れを防ぐために、日常から以下の点にも気をつけてみてください。
こまめな皮脂オフアイテムの活用
皮脂を吸収するあぶら取り紙や皮脂オフパウダーは持ち歩き、気になる部分をこまめにケア。あぶら取り紙は擦らず押さえるように使うのがコツです。
湿度を考えたメイク道具の選択
湿度が高い日は、混合用や耐湿性の強いスポンジやブラシを使いましょう。湿ったスポンジは崩れの原因になるので、頻繁に洗って清潔を保つことも大切です。
持ち運び用ミストの携帯
化粧直し用の保湿ミストを持ち歩き、顔が乾燥していたりメイクがヨレ始めたと感じたら、軽くスプレーしてから優しくなじませると長持ちします。
最後に
雨や高湿度の環境はベースメイクにとって大敵ですが、アイテムの選び方や塗り方、仕上げの工夫で見違えるほどキープ力が上がります。今回ご紹介したポイントを押さえて、ぜひ雨の日も気にせずメイクを楽しんでください。
まとめ
雨の日のベースメイク崩れを防ぐためには、まず原因を理解し、それに合わせて適切なアイテム選びから始めることが大切です。防水・耐湿仕様の下地やファンデーションの使用、丁寧な仕込みや塗り方、そして仕上げのパウダー＆セッティングスプレーで、崩れにくく美しい肌を保てます。
また日中のこまめなケアとして皮脂オフアイテムや保湿ミストを携帯することで、さらにメイクの持ちを良くすることができます。湿度の高い日でも、ベースメイクがしっかりキープできれば気持ちも明るくなりますよね。今回のテクニックを取り入れて、快適に過ごしましょう。
